DTPとは、Desk Top Publishing(デスクトップ・パブリッシング)の略で、一般的な
DTPは主にMacintoshを使用して、デスク一つの上で原稿作成からレイアウト、
画像処理、編集、製版を行い商業用印刷物を作成することを言います。

　DTPには3種類のソフトが必要で、イラストやパーツなどを作成する線画作成ソフト。
写真などのパーツを加工して仕上げるソフト。
各、パーツを貼り込み、紙面を完成させるレイアウトソフト。
その役割を果たす代表的なソフトが、Illustrater、Photoshop、QuarkExpressです。

 カラー印刷物は藍シアン、紅マゼンタ、黄イエロー、墨ブラックの4色のインキを
使って表現されています。シアン、マゼンタ、イエロー、の濃度を調整することに
よりさまざまな色で印刷することができます。

  それぞれを100%の濃度で刷り合わせると理論上は黒になるはずですが実際に
はインキの発色の限界や印刷用紙のインキの盛り等の問題で純粋な黒にはなり
ません。

  それをおぎなうために別の黒のインクを使用することでフルカラーを表現します。

  CTPとはComputer to Plateの略で従来のフィルム出力の工程をとばしてオリジ
ナルに作成したデータをそのまま再現するシステムのことをCTPといいます。

  CTPシステムはＤＴＰで作成したデータを直接CTP出力機に送り印刷用版が作成
できますので時間短縮にもつながり、納期にも柔軟に対応できるシステムです。
 
  CTP化はフィルムレスのため省資源で廃棄物を削減ができ環境にもいいシステム 
ということになります。

　オンデマンド印刷とは、オンデマンド（on demand）『必要なものを、必要な時に、
必要な数』だけ印刷ができるシステムです。

　フィルム製版、CTP刷版といったオフセット印刷に必要だった工程が無く
デジタルデータを直接出力するデジタル印刷機を使用して行う印刷方式です。